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2019年1月30日 (水)

ネパールのレスキューヘリ 保険金詐欺事情

 2016年秋にアマダブラムを登りに行った折(トレーニング不足で登れなかったが)、高所順応を十分にという趣旨でまずルクラからカラパタールまで歩いた。その折にエベレスト街道の上を飛ぶヘリコプターの多さに驚いた。世界一といわれるこのコースはトレッカーの数がとんでもなく多いが、いくら何でもそんなにヘリレスキューが多いとは思えなかった。ヘリで観光客を運んでいるのかなくらいにしか考えなかった。それにしても高所なのに。

 カトマンズ(KTM)でトレッキングの代理店を営んでいる知り合いから、不遜な同業者の話を聞いたことがあった。客にトレッキング中に薬品を飲ませて下痢をさせ、ヘリ手配をしてKTMに下山させてしまうような業者がいるなど。そのときはそんなの稀だろうと思った。それほど深刻には思わなかった。

 2017年に西北ネパール登山隊のBC近くで隊員の1名が高山病を発症(SPO2が40くらいに低下してしまった。少しでも高度を下げようと移動させ、一晩中看護師でもある隊員が看病した)、衛星携帯で緊急レスキューヘリを要請した。後の清算は登山隊の代理店と保険会社の間で行われた。ヘリだけで約140万かかったと記憶している。私たちは日本の損保の登山保険を特定期間掛けていた。その期間に該当したため、幸いその保険適用ができた。
 チベット国境に近い西北ネパール、フムラのシミコットの空港には観光ヘリが多数あった。これはインド富裕層のカイラスに詣でるツアーに使用されていた。

 帰国してから20日後にまたネパールのアンナプルナ内院に知り合いらのトレッキングに交じり出かけた。その折、ポカラとアンナプルナ内院を結ぶルート(渓谷)でも往復するヘリコプターをよく見かけた。ここでもレスキューというより観光客の利用が多いのかなくらいにしか思わなかった。実はそうではなかった。

 昨日ネットでニュースを見ていたら、保険会社の代理で医療救助の業務に関係しているアイルランドの会社Traveller Assist(レスキューを理由に多額の保険金がネパールで支払われている実態を指摘していた)が、ネパールでの保険を引き受けないという趣旨の記事を目にした。

 世界の三大通信社のひとつ、フランスのAFPの記事(2019.1.27)
 【記者コラム】から

ネパールでの旅行保険適用停止の恐れ 保険業者がネパール政府に最後通告
AFPの記事(日本語訳)→→→ http://www.afpbb.com/articles/-/3208309

 気になり、本日再度検索したところネパールでのヘリコプターを使った保険金詐欺に関する記事を見つけた。保険金に群がる看過できない実態をさらに知ることとなった。

フランスAFPのレポート(2018.11.7)

AFP Nepal支局発の記事(日本語訳)  AFP BBNEWSから→→→ http://www.afpbb.com/articles/-/3191321

このままでは、ネパールの主要産業でもある観光産業に打撃を与える可能性もあり、観光省の動きに目が離せない。

【追記】
カトマンズで日本人が経営する著名なコスモトレックのホームぺージにもNewsが掲載されていた。以下にその全文を引用した。

詐欺的で法外な保険請求(2018年9月8日)

 

 欧米の保険会社がネパールを訪れる旅行者(観光、トレッキング、登山)に対する保険を取り扱わない事態が起こっている。
   複数の保険会社によれば、欧米からのネパールへの旅行者の保険請求は法外な金額が多く、その請求自体が信用できないとしている。事実、ネパールではトレッキングや登山等の事故などでヘコプターを利用することが多くいわゆる、レスキューには保険が適用されるが事故でもないのにヘリコプターを利用して保険請求する詐欺的行為が頻発している。
   欧米の保険会社は観光省に対して調査を依頼し、5月から8月にかけて関係すると思われるヘリコプター会社、病院、ブローカーなどを摘発さらに詳しい調査を継続している。

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