南アルプス南部(三伏峠から光岳)の山旅アルバム⑥ ~易老渡へ下山
8月4日(火) 快晴 光岳小屋キャンプ地~易老岳~易老渡~遠山郷かぐらの湯~帰宅
光小屋から頂上まで空身で15分もかからなかった。
今回の山旅の最終日、日の出を光岳(2,591m)の頂上で迎えた。
南アルプス南部はとても山深いところだ。
帰路、振り向くと光小屋。この静岡県営小屋を原田夫妻が守っている。右の建物が洋式のバイオトイレだった。山小屋のトイレもずいぶん変わったものだ。ありがたい。
イザルヶ岳の分岐点、センジュヶ原が広がっている。
光岳エリアは雲上の森林公園ともいえるところだ。この山旅で最も気に入ったエリアだった。
沢筋を下ってゆく。前日すれ違った年輩者が羅臼岳のルートに似ている地形があったといっていたがこの沢筋のことだと思う。
易老岳頂上から易老渡までのきつい下りには、下から頂上へ30番までの番号がふられているこんな表示がかかっていた。登りも下りもこのカンバンに励まされる。この日、光岳山頂から易老渡までの高度差は1,730m、易老岳から易老渡までの高度差は1,500mでひたすら下降を続けた。上がって来るのはたいへんだ。
易老渡は天竜川に注ぐ遠山川、遠山郷木沢エリアから約20キロ奥に位置する。今回、ちょうど静岡市に帰るという登山者2名が易老渡の駐車場にいたため、声をかけたところ遠山郷まで快くワンボックスカーに同乗させていただくことができた。炎天下の林道を歩くと4時間かかるという。南アルプス登山口にあたる木沢地区で降ろしてもらった。とてもありがたかった。ここで飯田市の友人を待った。
ここは秋葉街道宿場町の面影を残す山間の旧城下町、中世の豪族遠山氏のお膝元として栄えた遠山谷の中心地。ここにできた真新しい道の駅遠山温泉「かぐらの湯」に立ち寄った。補助金?ゆえかデラックスに造られていた。足掛け1週間の山旅の汗をここできれいに流すことができた。
南信州の天龍村、阿南町、下條村、飯田市を走り、中央道松川ICから帰途についた。
(5時頃頂上往復後、テント撤収、光小屋5:40-易老岳7:20-易老渡10:00-(かぐらの湯)-神奈川の自宅19:20)
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