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2011年9月 3日 (土)

インドでの登山・荷を搬送する馬のこと

2011.09.03 土曜

Photo:7月13日キャラバン初日、ザンスカールスムド付近
Img_1152 インドにはネパールのようにポーターがいないため、登山やトレッキングでは通常、キャラバンの荷物搬送には馬を使う。私たちの隊では往路、30頭の馬を使った。昨年は20歳前の若い馬方(Horseman)で馬に舐められていた。馬は賢く人をみる。今回は精悍な馬方ばかり5名で搬送した。
Img_1308 馬は荷を左右にうまくバランスよくくくりつけるのがポイント。四足のため、人間一人が通れる程度の足場の悪い山路でも谷に転落することなく仕事をしてくれる。
Img_1404 シンゴ・ラ越え。
Img_1409 5,000mを越える峠越えの下りの雪渓の上では踏み抜いてひっくり返った馬がいた。
Img_0157 ここは標高4,185m。氷河の融けた鉛色の冷たい水で強い流れ。馬は徒渉もできる。深く流れが強いため、荷上げ時の徒渉は無理で、8/6のスイス隊はここから2時間下流にあるヤバイ吊橋まで戻り対岸を上がっていった。吊橋では1頭が流れに落ちたという。馬は草地のある目的地に着いたら放しておく。
Img_0298 帰路、BCからの搬送は10頭しか手当できなかったため、1頭あたりの重量とカサに無理がかかり、なかなか下りてこなかった。谷の入口にある部落にたどりつけなかった。何回もひっくり返ったという。翌日レルーの部落に到着したときには、馬がのびてしまった。こんな姿は初めてみた。可哀相な使い方となってしまった。休憩後、翌日の仕事のため川上にある隣の部落、イチャー(Icher)に向けて移動していった。
Img_1691 イチャーまでのキャラバンでは半日ほど隊列の最後尾について歩いてみた。一緒に歩いたキッチンボーイは前職が馬方らしく巧みに扱っていた。いろいろな掛け声を使いわけている。そして棒などで馬のケツを軽くたたいたり。馬は登りで踏ん張るときは歩行しながら糞をだしたりする。Buoa~と臭いオナラもする。
Img_1431 山間部では不可欠の家畜であるが、道路ができれば車にとって代わるだろう。ここではそういう転換期にあるといえそうだ。
現地にはドンキー(Donkey・ロバ)もいるが、体が小さいので荷上げにはむかない。インドでの登山隊には馬がいい。今回、馬であればBCをABCまでキャンプを上げられたと思う。

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